3日間の断食(ファスティング)してわかったこと
私が行ったやり方ですが、断食前日までは普通に食事をしていました。断食初日、朝7時にデニッシュサンドを1個食べてスタート。初日、2日目、3日目は水のみで過ごしました。そして、4日目の朝、お粥の重湯を飲んで断食を明けました。断食後3日間は回復食を食べて過ごしました。
3日間 水のみ
初日 空腹のつらさは無く、夜はいつもより早く眠くなる。夜中に肩や腰に重痛さを感じて、目が覚める。2日目 食べ物のことで頭がいっぱいになる。空腹感が辛く感じる。とんかつ・ラーメン・焼肉・唐揚げ等の高カロリー食を食べたい衝動が凄くわいてきて、食べ物のことを考える。断食が終われば何を食べようかといろいろと考える。眠れない。体調は大丈夫。時間の流れが凄く遅く感じる。
3日目 体力低下を感じる。いつも歩いている距離が辛く感じる。食べ物のことを考えてイライラする。肌がかさつく感じがする。免疫力や思考力が上がっているとは思えない。早くこってりしたものが食べたい。最終日は意地。昼も夜も常に少し眠たい。
4日目 起床時に手足にしっかりと力が入らずにヤバいと感じる。朝食に重湯を湯呑半分くらい飲んで断食を明けました。
断食明けの回復食
断食において最も重要なものが回復食です。断食によって、空っぽになって消化機能が低下している胃腸に、急に負担の大きい食べ物を入れると、急激な血糖値の上昇や消化不良、臓器の故障をおこすことにもなります。断食が明けてすぐに焼肉を食べた人が激しい腹痛を起こして病院に運ばれたという例も聞きます。 回復食によって徐々に消化機能を回復させる必要があるのです。回復食の取り方は、「断食日数と同じ日数でとる」「質素な食事を少量で」「リバウンドに注意しながら」です。
回復食の〇と×
〇 ・穀類(重湯、お粥、そば、うどん)
・豆加工品(豆腐、納豆、高野豆腐、豆乳、みそ)
・野菜(玉ねぎ、人参、かぼちゃ、じゃがいも、大根
・海藻 ・発酵食品 ・漬物/
× ・動物性たんぱく質(肉、魚、卵、乳製品)
・油もの高カロリー食品(揚げ物、バター、マヨネーズ、菓子)
・焼き小麦粉製品(パン、クッキー、ビスケット、マフィン)
・洋菓子と和菓子全般(糖分過多なので)
・カフェイン入り飲み物(珈琲、紅茶、緑茶)
私が摂った回復食
1日目 【朝】・重湯(湯呑半分) 【昼】・濃いめの重湯 ・薄味の具なし味噌汁 【夜】・お粥・具なし味噌汁2日目 【朝】・お粥・豆腐と玉ねぎの味噌汁 【昼】・お粥・豆腐と玉ねぎの味噌汁・温野菜 【夜】・お粥・納豆・味噌汁・かぼちゃ煮物
3日目 【朝】・ご飯・冷奴・具だくさん味噌汁 【昼】・うどん 【夜】・ご飯・味噌汁・厚揚げと大根煮もの・野菜炒め
【3日断食の感想】断食が明けてかは、極端に少食になりました。少量をよく噛んで、素材の味をしっかりと楽しみながら食事するようになりました。食べ物に感謝するようになりました。そして、不思議なことに断食中にあれほど食べたかったコッテリしたものやドーナツやラーメンは一切食べたくなくなりました。この点では、断食して良かったと思います。 しかし、これは私だけかもしれませんが、断食明け5日後くらいから食欲が旺盛になり、食生活の乱れにつながりそうだったので、もう一度食事内容を見直しました。 健康重視ならば継続的な食生活改善が良いと思いますが、何かのきっかけやリセット、ものの試しに断食を敢行するのは有りだと思います。 次やるなら、水のみは辛いので、バナナやリンゴくらいは食べながらゆる~い断食をやってみようかと思います。それでは、今日はこのへんで。
※健康状態によっては重篤な危険を招く恐れもありますので、断食する時は医師に相談することをおすすめします。
2022年03月17日 16:41