港区赤坂の完全予約制・オーダーメイド整体｜ライト整体院

　慢性化した肩こり、仕事すると悪化する肩こり、酷くなると頭痛や手のシビレをおこす肩こり。肩こりでお困りの方へ、より効果的なセルフケアの参考に、肩こりについて簡単にまとめました。

原因

肩こりにもいくつかの原因があります。肩こりはどちらかというと動かし過ぎよりも、動かなさ過ぎによる原因によります。
　筋肉が緊張・収縮し　→　血流不足となり　→　筋肉に必要な酸素と栄養が行きわたらない状態となり　→　更には筋肉内に老輩物質が溜まり　→　痛み誘発物質によって痛みが発生し　→　痛みによって更に筋肉が緊張する。
このようにコリのスパイラルになり慢性化していきます。
特に筋肉を緊張させる原因の代表的なモノには以下のようなことがあります。
・ストレスにより、全身の緊張感が高まり、特に頭を支える首肩に力が入る
・パソコンやスマホで同じ姿勢で頭と腕を支えて筋肉が緊張
・寒さや冷えによる筋肉の緊張
・自動車や機械の運転での緊張
・骨盤や背骨の歪みによるアンバランスな筋緊張　等
 

解消法＆予防法

・適度な運動　・・・　筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで血液の流れをつくります。適度に大きくゆっくりと動かすことが血流改善につながります。
例えば、①万歳をして前後左右に腕を振る　②肩に指先を当てながら肘を大きく内回し外回しする　③その場で少し弾むような足踏みをしながら首を前後左右にゆっくりと動かす　④歩く時に大きく腕を振って歩く　等々　　肩甲骨を動かすことを意識して動かしてみましょう
 
・冷やさない＆温める　・・・　冷えると、毛細血管が収縮し血流が悪くなり肩こりを助長してしまします。出来るだけ冷やさないように気をつけましょう。
例えば、①外が寒い時は冷やさないようにマフラーやネックウォーマーを使う、クーラーの風が当たる時はタオルやスカーフで首肩を保護する。冬だけではなく夏のクーラーにも気を付けてくださいね　②熱いシャワーを凝っている箇所にかけてあげる、温かい風呂に首までしっかりと浸かる　③温かい食べ物を食べる、身体が温まる食品を摂ることを心がけるなどもとっても有効です　
　
・同じ姿勢で長時間過ごさない　・・・　３０分に一回くらいは肩を軽く動かして、立ち歩くことが理想ですが、仕事や勉強で集中すると同じ姿勢のままあっという間に時間が経ってしましますよね。そんな時は休憩時に出来るだけ肩周りを動かして血流を改善させることがおすすめです。　①トイレに行くたびに運動を組み込む　②意識して休憩を入れる　③出来るだけ良い姿勢で仕事や勉強に取り組む（頭の重さを骨格で支えるか、筋力で支えるかによって首肩の疲れ方が違ってきますので、姿勢は結構重要です。）　④目の疲れも肩こりを強めますので、休憩する時は、目を閉じてゆっくりと上下左右に眼球を動かす目の運動や、目を閉じてホットタオルで目の周りを温める等、合わせて行うとより効果的ですよ
※セルフケア方法はひとりひとり違いますので、施術時には個別に提案していきます。こちらに記載しているものはあくまで一般的なものですので、参考までになさってください。
 

肩こりのほぐしと骨盤矯正

ほとんどの肩こりは、肩周りの筋肉の過度の緊張（筋肉の硬結）を伴っていますので、筋肉をしっかりとほぐすことから始めます。肩甲骨に繋がる筋肉をほぐし、肩甲骨の動きを良くしてから肩の調整を行います。　全身のバランスを見極めながら、筋肉筋膜のリリースを行い、必要に応じて脊柱矯正や骨盤矯正を行い、正しい姿勢を取り戻していきます。
骨盤が歪み、Ｓ字カーブが捻じれると、バランスを取るために重心が高くなり、上半身に力が入ってしまいます。背骨・骨盤矯正により生理的Ｓ字カーブが整うことで重心がしっかりし、上半身の余計な力が抜けて、リラックス状態を得ることが出来ます。
姿勢の歪みと筋肉緊張が蓄積されていますので、良い状態を癖付けるまである程度の回数と期間は掛かりますが、長い人生の先々のことを考えたら、しっかりと良い状態の身体にしていくことは、とても重要なことだと思います。
 
参考までに、厚生労働省の「2019 年 国民生活基礎調査の概要」によると
性別にみた有訴者率の上位５症状において、腰痛と並ぶツートップです。
男性では「腰痛」での有訴者率が最も高く、次いで「肩こり」
女性では「肩こり」が最も高く、次いで「腰痛」となっています。
参照ＵＲＬ（１７ｐ）
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/14.pdf