スポーツや事故など、原因がはっきりしていればすぐに病院に行こうとなりますが、はっきりとした原因がわからないのに膝が痛むということが多々あります。
半月板損傷、靭帯損傷、重度の変形性膝関節症、オスグッドシュラッター病、棚障害、技痛風、ジャンパー膝等々、膝の怪我・病変はたくさんありますが、このように原因がはっきりしているものは病院での手術や治療が必要になります。中には腫瘍や骨壊死などの進行性のものもあるので、出来るだけ早く専門医の診察を受けることをおすすめします。
腰痛や骨盤の歪みに起因する場合
原因がわからないのに、膝が痛むことがあります。例えば、通勤時に階段で膝に痛みを感じたり、たまたま正座をする機会があり正座したら何故か膝が痛かった、お風呂で小さい椅子に座る時に膝が痛いｅｔｃ。それらの原因不明の膝の痛みは、骨盤や背骨の歪み、筋筋膜の緊張からきていることが多いのです。
※骨盤や背骨の歪みは、股関節を左右非対称にして、膝に捻じれを生じます。
※筋筋膜の緊張は膝の生理的関節運動に歪みを生じます。
膝関節に捻れが生じた状態で、体重の荷重が加わりながら関節運動すると、関節を構成する組織が引っ張られたり押されたりして痛みを感じるのです。そして、その前段階として腰痛を抱えている場合が多いので「腰痛から来る膝の痛み」と言われます。
股関節の柔軟性を高める
骨盤に付いている筋肉で股関節を飛び越えて膝についている筋肉がいくつかあります。膝の状態を良くする意味で股関節の柔軟性は非常に大切になってきます。
また、骨盤と大腿骨を繋ぎ股関節を構成する筋肉は直接的に骨盤の歪みに影響している場合が多いので、股関節を緩めることは、膝にも骨盤にも両方に良い影響があります。
①四股踏みや深いスクワット等で股関節回りをしっかり動かしましょう。
②モモとお尻のストレッチで膝に掛かるテンションをやわらげましょう。特にモモ裏とお尻はしっかり入念に伸ばしましょう。
③腰や背中のストレッチ、スローモーションのラジオ体操などで強張った体幹を緩めましょう。
④スネとふくらはぎのストレッチ。足首の固さも膝へ悪影響が出ますのでしっかりと伸ばして足首の柔らかさを維持しましょう。
大きな動きで運動
大股で歩いたり、大きく腰を回したり、日頃動かさない筋肉や関節を軽めに動かして、身体の深部を温めて血流をよくすることも大切です。朝起きたら伸びをして、気持ちいい程度に適当な体操もおすすめです。 ここで大切なのは日頃あまり動かしていない筋肉に軽い刺激を入れてあげるということです。軽く刺激してあげるだけで身体は変わってきます。逆に日頃動かしていないところを急に激しく動かすと怪我していましますので、気持ちいい程度・軽く行うことが重要です。
①大股で散歩・・・出来ればしっかりと歩く時間を持てると良いですが、通勤時にも少し遠回りなどして大股で歩くと血流改善になります。
②筋トレ（特に大腿四頭筋、内転筋、体幹）・・・膝に痛みが出ている時に、ストレッチなども非常に重要ですが、筋力強化も効果を発揮することがあります。モモの前や内側を鍛えて筋肉に刺激を与えることで膝回りの組織の歪みを整えてくれることもあります。体幹を鍛えることで姿勢を綺麗に保てるようになり、骨盤の傾斜が整えられて膝の負担が減ることもあります。試す価値は十分にあります。
また、骨が弱くなってきているタイミングで膝に歪んだ負担がかかると、膝関節のアライメントが崩れて、関節内の圧力のかかり方のバランスが崩れ、軟骨が片減りして、過度のプレッシャーにさらされた部分の骨が成長して変形性膝関節症に進むこともありますので、早めの対処が必要です。
原因が思い当たらないのに膝が痛い、違和感を感じる時は、膝以外のところにかなりの疲れや歪みが溜まっていることが多くありますので、無理せず早めに全身状態のメンテナンスを受けられることをおすすめいたします。
膝の痛みの原因
膝自体に原因がある場合半月板損傷、靭帯損傷、重度の変形性膝関節症、オスグッドシュラッター病、棚障害、技痛風、ジャンパー膝等々、膝の怪我・病変はたくさんありますが、このように原因がはっきりしているものは病院での手術や治療が必要になります。中には腫瘍や骨壊死などの進行性のものもあるので、出来るだけ早く専門医の診察を受けることをおすすめします。
腰痛や骨盤の歪みに起因する場合
原因がわからないのに、膝が痛むことがあります。例えば、通勤時に階段で膝に痛みを感じたり、たまたま正座をする機会があり正座したら何故か膝が痛かった、お風呂で小さい椅子に座る時に膝が痛いｅｔｃ。それらの原因不明の膝の痛みは、骨盤や背骨の歪み、筋筋膜の緊張からきていることが多いのです。
※骨盤や背骨の歪みは、股関節を左右非対称にして、膝に捻じれを生じます。
※筋筋膜の緊張は膝の生理的関節運動に歪みを生じます。
膝関節に捻れが生じた状態で、体重の荷重が加わりながら関節運動すると、関節を構成する組織が引っ張られたり押されたりして痛みを感じるのです。そして、その前段階として腰痛を抱えている場合が多いので「腰痛から来る膝の痛み」と言われます。
解消法と予防法
腰痛からきている膝の痛みは、背骨や骨盤の歪み・筋肉のコリなどを取っていかないとなかなか解消するのは難しいですが、自分で出来ることをいくつかご紹介します。股関節の柔軟性を高める
骨盤に付いている筋肉で股関節を飛び越えて膝についている筋肉がいくつかあります。膝の状態を良くする意味で股関節の柔軟性は非常に大切になってきます。
また、骨盤と大腿骨を繋ぎ股関節を構成する筋肉は直接的に骨盤の歪みに影響している場合が多いので、股関節を緩めることは、膝にも骨盤にも両方に良い影響があります。
①四股踏みや深いスクワット等で股関節回りをしっかり動かしましょう。
②モモとお尻のストレッチで膝に掛かるテンションをやわらげましょう。特にモモ裏とお尻はしっかり入念に伸ばしましょう。
③腰や背中のストレッチ、スローモーションのラジオ体操などで強張った体幹を緩めましょう。
④スネとふくらはぎのストレッチ。足首の固さも膝へ悪影響が出ますのでしっかりと伸ばして足首の柔らかさを維持しましょう。
大きな動きで運動
大股で歩いたり、大きく腰を回したり、日頃動かさない筋肉や関節を軽めに動かして、身体の深部を温めて血流をよくすることも大切です。朝起きたら伸びをして、気持ちいい程度に適当な体操もおすすめです。 ここで大切なのは日頃あまり動かしていない筋肉に軽い刺激を入れてあげるということです。軽く刺激してあげるだけで身体は変わってきます。逆に日頃動かしていないところを急に激しく動かすと怪我していましますので、気持ちいい程度・軽く行うことが重要です。
①大股で散歩・・・出来ればしっかりと歩く時間を持てると良いですが、通勤時にも少し遠回りなどして大股で歩くと血流改善になります。
②筋トレ（特に大腿四頭筋、内転筋、体幹）・・・膝に痛みが出ている時に、ストレッチなども非常に重要ですが、筋力強化も効果を発揮することがあります。モモの前や内側を鍛えて筋肉に刺激を与えることで膝回りの組織の歪みを整えてくれることもあります。体幹を鍛えることで姿勢を綺麗に保てるようになり、骨盤の傾斜が整えられて膝の負担が減ることもあります。試す価値は十分にあります。
当院での取り組み
膝の痛みと言っても、人それぞれ痛みの原因が違ってきますので、それぞれの方に合わせた施術を提供していますが、基本的には、①筋肉と筋膜の緊張をほぐす。腰や背中、首や肩のコリをほぐす。②主要筋肉のストレッチ（この場合のストレッチは筋肉深部の代謝活性化）③骨盤矯正や背骨矯正、股関節や仙腸関節の調整、膝関節や足関節の調整。その他必要に応じた施術を行います。施術回数も期間も人それぞれ違いますので、相談しながら無理なく最適な治療計画を立てていきます。また、骨が弱くなってきているタイミングで膝に歪んだ負担がかかると、膝関節のアライメントが崩れて、関節内の圧力のかかり方のバランスが崩れ、軟骨が片減りして、過度のプレッシャーにさらされた部分の骨が成長して変形性膝関節症に進むこともありますので、早めの対処が必要です。
原因が思い当たらないのに膝が痛い、違和感を感じる時は、膝以外のところにかなりの疲れや歪みが溜まっていることが多くありますので、無理せず早めに全身状態のメンテナンスを受けられることをおすすめいたします。
